インターンシップ:2025

インターンシップ:2025

当社は、AIESEC(アイセック)が主催する「日印研修生交換事業」を通じて、インドより2名の学生を6週間のインターンシップ生として受け入れました。

以下、AIESECによる詳細な活動レポート「2025年度 日印研修生交換事業報告書」の抜粋文章です。

 

 


【受け入れ企業】「インターンシップ受け入れのきっかけ」

株式会社エクセル・システムプロダクト 本部長 Y・H
元々インドにいた経験もあり、私自身インドのエンジニアの力を肌感で知っていたことがあります。技術だけでなく、国としてIT産業をサポートする体制がインドでは整っていると感じますね。とりあえずやってみようというマインドなど、日本がインド人から見習うべきところはたくさんあると思ってました。直接的なきっかけとしては、アイセック名古屋大学委員会のメンバーが弊社の担当者とつながっており、そこから今の担当者に話がきたという形でした。今回の受け入れを実施する前は、弊社には海外インターンシップのノウハウがなかったので、海外インターンシップはハードルが高かったです。しかし、アイセックのサポートが手厚いことを知り、受け入れのハードルが下がりました。この点はすごく大きかったです。受け入れることで、会社にもいい影響があるのではないのかなと思いました。

【研修生】インターンシップに応募しようと思った理由

研修生:A・K
私は、インドで出会った日本人の友人の存在がきっかけで、日本でのインターンシップに関心を持ちました。その人は大阪出身でソフトウェアエンジニアとして働いていました。彼は仕事にも真剣に向き合いながら、自分自身の人生も大切にして生活しており、そして日本人としての礼儀や在り方も大切にしていました。その姿を見て、私もその生き方を見習いたいと思いました。その後、インドのアイセックを通じて受け入れ企業として株式会社エクセル・システムプロダクト(以下エクセル)を紹介されました。エクセルはIT分野に関わる事業を展開しており、私自身が取り入れたいと考えている知識やスキル、そして将来的に適応していきたいビジネス環境を備えている会社であると感じ、応募を決意しました。


研修生:A・P
私は、日本のアイセックメンバーが大学に来てプログラム説明会を実施したことをきっかけに、本インターンシップを知りました。専攻分野としてはITおよびマーケットリサーチに関心があり、その観点で企業を見ていく中で、この会社に興味を持ちました。エクセルはIT領域に加えて医療分野にもフォーカスしており、その点に強い関心を抱きました。また、ITとマーケティングの両側面に関わることができ、市場調査に携わる体験ができる点も魅力的でした。私の知る限り、インドにはITとマーケティングの両方を横断して経験できる企業は多くなく、その点でも非常に新鮮で価値のある機会だと感じました。

最も印象に残っているエピソード

株式会社エクセル・システムプロダクト 本部長 Y・H
今回、インターンシップでは、高齢化社会×ヘルスケアを研修テーマとして課題を設定しました。広い研修テーマの中で、研修生は病院での長い待ち時間に注目しました。そして研修生に与えていたミッションの一つに、病院の待ち時間を効率化する、苦痛を減らすための仮想のWebサイト構築がありましたが、二人とも単なるアイデアや思考で終わらせるのではなく、具体的なサービス設計まで落とし込んでいました。サービスにはそれぞれオリジナルの名称まで付けられており、今にもローンチできそうな段階まで作り込まれていたことが非常に印象的でした。「考えること」に時間をかけ続けるのではなく、まずはやってみる。実際に動かしてみれば、効果やユーザーの反応、売れるかどうかも見えてくる。そのような発想で取り組んでいる姿勢が見られました。私自身、その感覚を改めて思い出させられる機会となりましたし、研修生の思い切りの良さや行動の速さには大きな衝撃と刺激を受けました。


株式会社エクセル・システムプロダクト 研修担当 C・D
私の中で最も印象に残っているのは、研修生二人の学ぶ意欲の高さです。率直に言って日本人の新入社員や研修生と比較しても、学びに向かうエネルギーが非常に大きいと感じました。二人とも、自分たちが持っているすべてのパワーを研修中のミッションに全振りして取り組んでくれていました。来日当初は、日本の環境や文化に馴染むことに苦戦して

いる様子もあり、どこかぎこちなさも見られました。しかし、その中でも日本文化に慣れようと努力している姿が印象的でした。また、プレゼンテーションの準備においても、互いに助け合い、話している内容が理解できないときには教え合うなど、二人で協力して取り組んでいる様子が随所で見られ、とても良い関係性だと感じました。1人の研修生については、英語でのコミュニケーションを問題なく行うことができ、私との英語でのやり取りにおいても、言語だけでなく雰囲気やジェスチャーから理解しようと、常に努力してくれている姿勢がありました。別の研修生については、非常に対外的で、人とのコミュニケーション能力が高い点が印象的でした。一度、インターンシップ内のプレゼン資料をAIを用いて作成していたことがありましたが、こちらから指摘を行ったところ、すぐに修正し、彼なりに自分の意見を反映させた形へと改善してくれました。このように、研修生二人の姿勢は非常に刺激的であり、私自身も多くの学びを得ることができたと感じています。


研修生:A・K
私にとって最も印象に残っているのは、リサーチのやり方を学んだことです。日本でのアプローチは、インドでの方法とは全く異なっていました。より精密で正確であり、単にトピックに答えるだけではなく、また分析で止まらず、実行可能な提案まで落とし込むことが求められていました。研修指導員の方からきめ細かいアドバイスやコメントをいただいたことが、病院での待ち時間の苦痛を軽減させる仮想webサイト「安心パス」というアイデアを思いつくきっかけになりました。また、インターンシップを通して自分自身のパーソナリティにも変化があったと感じています。時間を厳守することの大切さや、よりプロフェッショナルに話す方法を学びました。業務以外の面でも印象に残っていることがあります。社員の皆さんがとても私のことを気にかけてくださり、特に私が熱を出したときには、その気遣いを強く感じました。また、形式的な作業ではなく、私に本当の意味でのリサーチを任せていただけたことも嬉しかったです。さらに、他の社員の方々とも交流を深めることができ、職場を超えたつながりを築くことができました。私にとって、もう一つの家族のような存在になったと感じています。


研修生:A・P
業務面で最も印象に残っているのは、「日本の高齢化社会での医療における課題を調査し、具体的な問題点を1つ見つけてください」というインターンシップの中で出された課題です。最初は求められている内容はそれほど難しくないと思い、自分としてはよくできたと感じていました。さらに何か付加価値を出そうとして、深く掘り下げて解決策を提案しました。しかし、フィードバックを受ける中で、自分は本質的なペインポイントを十分に理解できていなかったことに気づきました。課題の表面だけを見て解決策を考えていたことを指摘され、まずはベースをしっかりと固めることの重要性を学びました。どのようにプロジェクトを進めるべきかについて、社員の方からのアドバイスを通して理解を深めることができました。日常的な職場の雰囲気についても強く印象に残っています。社員の皆さんはとても親切で、それぞれが自分の専門分野において高いスキルを持っていました。一方で、強いヒエラルキーを感じることはなく、各自が自立して自分の仕事に集中している環境でした。また、業務外の経験として、社員の方々と夕食に行ったことや、病院を訪問してフィールドワークを行ったことも印象的でした。特に病院でのフィールドワークは、インドではなかなか経験できない機会であり、とても新鮮に感じました。

【受け入れ企業】インターンシップの受け入れが組織に与えた影響

株式会社エクセル・システムプロダクト 本部長 Y・H
今回のインターンシップを通じて、私自身、そして会社としても大きな刺激を受けました。特に印象的だったのは、研修生のチャレンジ精神です。二人ともプロジェクトに対して本気で向き合い、自分ごととして真剣に取り組んでいました。その姿勢を見ていると、自分たちで考え抜いたプロジェクトであれば、必ず成功につながるのではないかと感じさせられました。研修生の本気さやピュアさに触れたことで、私自身も、そして会社としても、もっと新しいことに挑戦していきたいという気持ちが強くなりました。自社サービスにもより積極的に取り組み、チャレンジを続けていきたいと考えるようになりました。


株式会社エクセル・システムプロダクト 研修担当 C・D
今回のインターンシップは、私自身、そして会社にとっても大きな影響がありました。社会人生活が長くなると、どうしても考え方が保守的になりがちだと感じています。また、普段は学生と接する機会も多くはありません。そのような中で、今回研修生と深く関わることができたことは、とても新鮮な経験でした。特に、インド人特有のアグレッシブさには強く心を動かされました。「人生は一度きりだから、周囲を気にして行動を控えるのではなく、自分のやりたいことをやろう、まずは行動しよう」という彼らの考え方には、とても感動しました。また、二人が来てくれたことで、社内の雰囲気も明るくなったと感じています。社内メンバー全員が英語を話せるわけではありませんが、それでも積極的にコミュニケーションを取ろうとしていました。研修生二人の明るさやエネルギッシュさがあったからこそ、自然と社内のメンバー同士の会話も増え、より良い雰囲気が生まれていたのではないかと思います。

【研修生】自身に与えた影響や学び、今後取り組んでいきたいこと

研修生:A・K
今回のインターンシップを通じて、私は時間厳守の重要性を強く学びました。時間を守ることは社会人としてだけでなく、学生生活においても本質的に重要であると実感しました。また、日本のオフィス文化や企業文化についても学ぶことができました。働き方やコミュニケーションの取り方、チームの中での役割の果たし方など、これまでとは異なる環境の中で多くの気づきを得ました。今後については、東京大学の大学院への進学を目指したいと考えています。そして将来的には、エクセルに入社し、プロジェクトマネージャーとして働きたいという目標を持つようになりました。


研修生:A・P
今回のインターンシップを通じて、私は時間厳守の重要性を強く学びました。最初の頃は、例えば10時集合であっても、10時30分や11時頃に到着してしまうことがありました。社員の方々は当初、遅れた理由について理解を示してくれましたが、同時にそれが望ましいことではないという点もきちんと伝えてくれました。その経験を通して、時間を守ることの重みを実感しました。また、社員の皆さんの働く姿勢からも多くを学びました。直接「こうあるべきだ」と教えられたわけではありませんが、それぞれが自分の業務に対してベストを尽くしていることが、日々の態度から自然と伝わってきました。その姿勢を見て、常に自分も最善を尽くすべきだと感じました。同時に、社員一人ひとりを尊重する会社の接し方から、組織としての在り方も感じ取ることができました。業務の中では、自分に改善の余地を与えてもらえる環境があり、継続的により良くしていく姿勢を身につけることができました。特に、AIを活用する際のプロンプトの工夫など、自分なりに改善を重ねる力が向上したと感じています。将来的には宇宙産業に貢献したいという目標があります。しかし、最初から宇宙関連分野だけに限定するのではなく、まずはその第一歩として、日本でのキャリアの基盤を築きたいと考えています。そのスタート地点として、自分が理解しており、働きやすさや企業文化にも魅力を感じているエクセルでキャリアを始めたいと考えるようになりました。

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